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個人旅行者が東南アジアの観光地を巡るには


2015年12月1日

個人旅行者が東南アジアの観光地を巡るには
「市内観光なんて自分自身で行ける」と考えるのは早合点。東南アジアでの観光を効率よくこなすにはどうしたらよいでしょうか?
「ホテルの前に立っただけで、アジアの風情が存分に感じられる」と思わず何枚も写真を撮ってしまう日本人観光客も少なくありません。一方、「出張で来たんだから、仕事優先で観光になんて行かない」という人もいます。ともあれ、せっかくアセアン諸国を訪れたなら、積極的に観光に出かけましょう。

徒歩で巡る

ホテルの立地にもよりますが、市街地の宿なら10〜15分も歩けば、見どころがいくつかみつかるでしょう。ちょっと朝起きしてホテルの周辺を1時間ほど歩いてみませんか。アジアの街では、早朝からマーケットが開いていたり、お寺に向かう人々の様子がかいま見られたりと、暮らしの息づかいを感じることができます。

街の足を使って、観光にトライする

アセアン諸国の都市交通インフラは極端に差異があります。シンガポールやバンコク、クアラルンプールでは、地下鉄などを利用してあちこちへ観光に出かけることができますが、その一方でカンボジアやラオス、ミャンマーでは交渉制のタクシーや人力車などを利用しないと動きが取れません。
また個人でアジアの街を歩く際に困ることとして「観光客にも読みやすい地図が入手できないことがある」が挙げられます。もっとも最近ではスマートフォンのアプリや、グーグルマップをはじめとするネット上の地図がありますから、これらを積極的に利用してみましょう。

日本語ガイドの案内で巡る

アセアン諸国にある日本人訪問者が多い都市では、日本語ガイドが案内する定期観光ツアーが運行されています。市街地を回るツアーはもとより、日帰りで郊外の見どころを巡るツアーなど、各都市ごとに多種多様なツアーが催行されています。いずれも当日の申し込みでは手配が間に合わないことがありますから、おそくとも前日(あるいはツアーによっては数日前)までに当該の旅行代理店などに連絡しましょう。
日本人に人気のカンボジア・アンコールワット観光は、何らかの形でガイドと車を事前に手配しないと現地で動きが取れません。そのほか、インドネシアのジョグジャカルタにあるボロブドール遺跡も自力での観光が難しい場所です。効率よく安全に回るには、旅行会社の手も積極的に借りましょう。

その他の乗り物による街巡り

市内に川が流れているバンコクやシンガポールなどでは観光用の遊覧船や水上バスが運行されています。たいていどこでも事前の予約なしに先着順で乗れます。

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