ミャンマーの選挙運動スタイルは、ちょっと変わったお祭り騒ぎ?
2015年10月20日
ミャンマーでは2015年11月8日に国会議員の総選挙が行われます。2ヶ月に渡る選挙運動はお祭りのようでとても盛り上がります。
ミャンマー国会は二院制で、今回の選挙では、両院の軍人議席166議席を除いた498議席を争います。現政権与党の「連邦団結発展党(USDP)」と、日本人にもお馴染みのアウン・サン・スー・チー女史が党首の最大野党「国民民主連盟(NLD)」の一騎打ちとなっています。
▲最大野党NLDの選挙カー
▲選挙カーの上で歌手が歌い踊ります
▲緑の選挙カーは現政権与党USDPのもの
▲旗とステッカーを貼った、NLD支持のタクシー
▲最大野党NLDの選挙カー
▲選挙カーの上で歌手が歌い踊ります
選挙カーはまるでパレードの山車
選挙カーはテーマパークのパレードの山車のように改造され、人とバンドとスピーカーを乗せ、電源車とともに、昼夜関係なく大音量で街を練り歩いています。選挙カーが停まると、政党のテーマカラーのTシャツを来た支持者たちが集まってきます。山車の屋根の上がステージになっており、そこで歌手が歌い踊り、シュプレヒコールをあげます。まるでコンサートのようで、ちょっとしたエンターテイメントと化しています。▲緑の選挙カーは現政権与党USDPのもの
投票時当日の治安悪化を懸念
選挙活動は楽しそうにみえますが、11月8日の投票日当日や、その前後は不測の事態で治安面が心配されております。この時期にミャンマーに来られる皆さんは、現地のニュースなどをこまめにチェックして情報収集し、安全を心がけてくださいね。▲旗とステッカーを貼った、NLD支持のタクシー