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情熱のフラメンコ、本場の舞台タブラオはやっぱり熱かった!


2015年6月27日

情熱のフラメンコ、本場の舞台タブラオはやっぱり熱かった!
日本のフラメンコ人口は、スペインに次いで世界第2位だということをご存知ですか? フラメンコの何が日本人を惹き付けるのでしょうか?

スペインを訪れたら、一度は見てみたいのがフラメンコ。

フラメンコは南スペイン、アンダルシアが発祥の地。
長い歴史を持ち「文化のるつぼ」と呼ばれるアンダルシア地方の音楽や舞踏が、インドが源といわれる流浪の民「ジプシー」と出会って生まれた芸能がフラメンコです。
ジプシーの家族や親しい人たちの間だけで踊られていたフラメンコが、一般の人たちに受け入れられるようになったのは、19世紀にカフェ・カンタンテ(フラメンコ酒場)が登場してから。その後、200年の間に偉大なマエストロたちが出現したり、コンクールやフェスティバルが開かれるなどして、フラメンコはスペインを代表する芸術になりました。今ではユネスコの世界無形文化遺産に登録されています。

フラメンコが楽しめる板張りの舞台を持つレストランを「タブラオ」といいます。
スペインの首都.マドリードには一流といわれるフラメンコの名手がたくさん集まり、由緒ある有名なタブラオもあります。
たくさんあるタブラオのどこへ出けたらいいのでしょう?
迷ってしまったら、お店の下見をすることをお薦めします。多くのタブラオは街の中心地、繁華街にありますので、観光のついでにちょっと立ち寄って、お店の雰囲気や周辺の様子を確認するのは、そんなに大変なことではないはず。
気に入ったお店だったらそのままそこで、予約をしましょう。お店の人と話しをしながらだと、その日のおすすめの時間を教えて貰えますし、良い席を取ってくれることが多いですよ。

タブラオは食事も楽しめますが、ドリンクだけでもかまいません。ただ、食事をしながらだとせっかくのフラメンコを集中して観ることが難しいかも。下見の時に、食事のメニューもあらかじめ確認しておくといいでしょう。

目の前で繰り広げられる本場のフラメンコは圧巻のひとことです。踊り手の汗が飛んでくることもあります。間違いなく西洋の芸能なのに、東洋人の我々の気持ちに響くのは、遠い昔のジプシーがインドに繋がっているからでしょうか……。ジプシーの歴史は困難なことや迫害の連続で、その中から生まれた魂の慟哭、それがフラメンコ、本物だけが持つ迫力の舞台をどうぞ楽しんでくださいね。
編集部お勧めのタブラオはこちら。
タブラオ・フラメンコ・ヴィラ・ロサ
Tablao Flamenco Villa Rosa
Plaza de Santa Ana 15, 28012 Madrid, Spain
http://www.tablaoflamencovillarosa.com/

マドリッド フラメンコ

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