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アジア新興国で資産形成|井澤真治
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インドへの間接投資として、英国アンティークコイン


2016年10月13日

インドへの間接投資として、英国アンティークコイン
英国のアンティークコイン、なんとインドで投資対象になっているそうです。モノが「金」だけに意外と手堅い投資なのかもしれませんね。
英国のアンティークコインは、年々価格が上昇基調であったが、直近の本場オークションでは、少し元気がないと耳にした。

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▲ナイトフランクのラグジュアリーインデックス

上昇トレンドは変わらないと思うので、お目当てのコインを手に入れるチャンスなのかもしれない。

そう思い、この機会に、仲介ディーラーを通して、2枚の「【グレードのよい】【英国】【アンティーク】【金貨】」を価格交渉してゲットしてみた。

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▲コインの写真
左 1798年 ジョージ3世 ギニー金貨 NGC MS64
右 1823年 ジョージ4世 2ポンド金貨 PCGS MS62

買ってはいけないコインもいっぱい!

アンティークコインは奥が深い。買ってはいけないコインが多数を占める。年代、人気度、希少性、グレード、価格、買い方の全てを考慮して買って良いものを見極める必要がある。
個人的には、上記に加えてさらに、英国のアンティーク金貨には、価格を下支えする材料がインドの経済成長と富裕層の増加にあると期待している。

近代の英国(というか、大英帝国の)の歴史とは切っても切り離せないインドで、「金」が大好きな国民性の富裕層が希少なアンティークコインを求めて来るだろうという妄想だ。
これはかつて植民地だった香港やシンガポールなどでは見られない傾向だ。あの「”金”好きな華人」の間では、「地金」や近年発行された各種の「金貨」が投資対象になっているが、英国のアンティークコインがもてはやされるという話しは聞いたことがない。インドでは現在もなお、大英帝国時代に建てられた建築物が大事に使われ、現地の富裕層の社交の場として再確認されている。そういった場では歴史の匂いが感じられるアンティークコインの売買はうってつけの「材料」なのだろう。

ボクの興味は、銀貨でも近代でもギリシャやフランスでもない。
大量に出回っているヴィクトリア朝時代より前のものに照準を絞っている。

またの機会に、コインの見極め方、買い方について書いてみようと思う。

英国アンティークコイン インドの富裕層

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