ミャンマー・ヤンゴンに新交通バスシステムが開通

渋滞がひどい、運転が荒い、運賃システムが不明瞭、バスによってルートが変わる等、評判がよくないヤンゴンの公共バス事情ですが、この度、BRT（バス・ラピッド・トランジット）システムで運行されるバスが登場しました。




中国製（厦門金龍）の新車バス。冷房車です


バスルートおよびバス停が定められており、専用のバスレーンを走行、運賃（一律300チャット）は現金ではなくICカードで支払います。


停留所にはバスルートが表示されています


ICカードは初回購入1000チャット


ICカードの購入・追加チャージは、各停留所にいるスタッフ（anypayと書かれたユニフォーム着用）が対応してくれるとのこと。
スタッフに尋ねたところ、バスは10〜15分間隔で運行とのことでしたが、実際に乗車するために待ってみたところ、30分は待たされました。


前から乗車し、この機械にICカードをかざします


一番右側のレーンがバス専用のはずですが・・・


普通に渋滞に巻き込まれました


筆者が乗車したのは運行開始初日。いろいろ課題は多そうですが、このバスシステムの導入により、どれくらいの渋滞緩和がはかられるでしょうか。これからに期待です。