パリ同時多発テロ詳報 【現地時間11/14午前5時現在での情報】

11月13日午後10時ごろ　パリ市内での発砲事件と、サッカースタジアムでの爆発事件を皮切りに同時多発テロが実行に移されました。

現時点ではっきりしているテロ現場は6ヶ所。



※スタット・ド・フランス　(サッカースタジアム)　入場口とレストランの2ヶ所で爆発：　4名死亡
　現地ではフランス対ドイツの親善試合が開催中。選手はロッカールームへ、観客はピッチ上に一時避難しました。
※バタクラン　コンサートホール：　テロリストが立てこもり実行。112名が死亡。特殊部隊突入で人質は開放。犯人2名射殺。
　犯行時間には、「Eagles of death metal」が1500枚のチケットが完売でライブ開催中。
※Rue de Charonne: 路上で爆発　18名死亡
※Boulevard Voltaire：　路上で爆発　1名死亡
※Rue de la Fontaine au Roi：　カフェで爆発(発砲か)　5名死亡
※Rue Albert：　カフェで発砲　14名死亡

サッカー会場では仏オランド大統領と独シュタインマイヤー外相がともに観戦中。仏独両国の対応はこの際離されたと思います。大統領は即刻エリゼ宮へ向かいました。

一連のテロの後、仏政府は非常事態宣言を発令。
内容は以下の通りです。
国境は封鎖。
旅客機の飛行禁止。
夜間外出禁止。
1500名の軍を動員。

警察発表で犯人5名は死亡。犯行の中には自爆テロもあったものと推察されます。