英国のデザート「イートン・メス」を作ってみました【在住主婦の目＠ロンドン】

簡単に作れる英国の夏のデザート「イートン・メス」を作ってみました。
イートンはEton校（英国の名門校）の名から、メスはMess（ごちゃ混ぜ）という意味のデザート、です。
今回、改めて調べてみたら、このデザート、Wikipediaでも紹介されている由緒正しいものです。


材料は、ラズベリー、生クリーム、市販されているメレンゲ。
作り方は、生クリームをホイップして、メレンゲを砕き、ラズベリーを加えて混ぜるだけ、なんです。
ただ、イチゴで作るのが普通のようです。
英国人がこよなく愛する果物・イチゴは６月から７月が旬、「待ち望んだサマーシーズン」を象徴する果物なんです。

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今回使ったラズベリーも、英国の夏を感じる果物です。
メレンゲは卵白と砂糖を混ぜてホイップし、オーブンで焼けば簡単に作ることもできますが、こちらでは市販のものがたくさん売られています。
これは日持ちのするメレンゲ・ネスト、８個入りで1.5ポンド（約300円）でした。

生クリームとともに味わうメレンゲの乾いた食感と、ラズベリーの柔らかさがとてもいい感じでした。色もラズベリーの果汁はイチゴの時より、きれいに生クリームと混ざります。何より甘い（甘すぎる）メレンゲとラズベリーの酸っぱさが絶妙で、カロリーの心配さえなければ、いくらでも食べ続けることができるくらいおいしい。
ラズベリーで作るイートン・メス、私的にはこの夏の大ヒットのデザートです。
ラズベリーのシーズンはそろそろ終了。
英国の夏も終わりますね。

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