世界ガイド

「家ご飯」が楽しい、フランスのディナー


2015年8月14日

「家ご飯」が楽しい、フランスのディナー
フランスの人々は外食より「おうちご飯」を楽しみます。ワインで有名なボルドーに住むさちさんのレポートです。
日本では友人とご飯を食べるときは外に出て居酒屋やレストランなどに行くのが一般的ではないでしょうか。
でもこの国フランスでは家に呼んだり、でかけたりすることが圧倒的に多いんです。

家ご飯と外食の値段の差が激しいのも原因の一つかなと思います。

あとは夜遅くまで居られる場所が少ない。
日本だと居酒屋・カラオケなど深夜、早朝まで開いている場所がたくさんありますが、フランスではほぼゼロに近い。
誰かの家だと時間を気にせず話したり、ゲームしたりできます。

そして人の家にお呼ばれした時の驚き。
…アペリティフの時間がものすごく長い…
日本人だと夕方7時頃に集まり、9時か10時にはご飯食べ終わっていませんか?
そして2軒目に行ったり、解散したりなどなど。

先日も招待されて行ったのですが、まず「家に来てね」と言われた時間が8時半。
そしてアペリティフが2時間。つまりご飯を食べ始めた時間が10時です。
メイン、チーズ、デザートと食べ終わったのが深夜の12時。
さらにコーヒーと食後酒。
まだ終わりではなかったのですが、次の日があるので家に帰宅したのが深夜の1時。

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メインは仔牛。一緒に飲むのはボルドー、サンジュリアンのシャトーラグランジュです。

そう、日本人とフランス人との食事の時間って合わないんです。
例えば夕方6時半に何か食べる、となってもお昼からディナータイムまでずっと開いているノークローズのお店しかなく、要はカフェやブラッスリーで軽く食べることしかできません。

慣れてしまえばどうってことないと思うのですが、食前酒の時間がものすごく長いのにはいつまでたっても慣れません。
いつも「早く食べようよ……!」と心の中で願っています(笑)
さちさんのブログ
http://ameblo.jp/la-vie-a-bordeaux/

シャンパン フレンチワイン

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