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中国には日本人用の医療機関がある?


2015年7月20日

中国には日本人用の医療機関がある?
残念なことに、中国の医療機関は自国民の間でもあまり評判は良くない。では、病気になったらどうしたらいいだろうか。

評判が芳しくない中国の医療機関

 残念なことに、中国の医療機関は国民の間でもあまり評判は良くない。主治医や執刀医には付け届けをしなければいけないのはもちろん、手術の際は前払いも要求されるという。それに加え、使われている薬の信憑性が疑わしい上、そもそも施設の衛生環境にも問題がありと、「病院と付き合うとさらに病気が悪化する」という揶揄さえも聞こえて来る。
 では、病気になったらどうしたらいいだろうか。

日本語が通じるクリニックを第一選択!

 まず、日本人の在住者が多い主要都市(北京、上海、広州およびその周辺)には、日本語が通じるクリニックがあるので、そこにかかるのがいちばんだ。
日本人対応クリニックでの医療費は、日本でふだん負担している水準と比べ数十倍も高いので、海外旅行傷害保険の加入は必須だ。保険に加入していれば、診察費や投薬費はもとより、クリニックなど医療機関への交通費もカバーしてもらえる。これらのクリニックは主な保険会社との間で医療費の立て替えをする「キャッシュレスサービス」の提携を行っているので、手持ちのお金が乏しくても心配は無用だ。ただし、歯科疾病や妊娠に絡む症状など、保険でカバーできないものもあるので、詳しくは保険証書の説明文などをしっかり読んでおきたい。
 大けがや、ひどい内科疾患で入院が必要になるようなケースでは、日本語対応のクリニックでは対応しきれないため、提携先の総合病院に搬送されることになる。さらに、けがや疾病が原因で帰国日が遅れるようなケースでは、保険会社に帰国便の手配などについて相談するようにしよう。

日本語対応クリニック 中国

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