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ラーメンの「一風堂」も登場!=意外と多い中国の日本食レストラン


2015年7月15日

ラーメンの「一風堂」も登場!=意外と多い中国の日本食レストラン
「中国の人々はみな反日派!」と思ったら大間違い。中国では日本料理レストランがかなり普及しています。ただ、中にはなんちゃって日本料理のお店もあって、区別するのが難しそうですが……。

日本食もどき、を出すお店をなんと呼ぶ?

 中国では日本料理レストランがかなり普及している。もちろん、日本人の来店を狙って、国内と変わらないレベルの食材やメニューを揃えているお店もあるけれど、一方で地元民向けの「かなり怪しい感じ」のところもある。これらを区別するために、現地の駐在者たちは、「割ときちんとしているお店」を“日本料理店”、そうでない「日本食のようだけど、どこか違うお店」を“日式料理店”と呼び分けている。

中国人なら誰でも知っている日本風ラーメン屋とは

 中国で目下、最も幅を利かせている日本食系のレストランといえば「味千ラーメン」だろう。たぶん都市部に住んでいる中国人でこの店の名を知らない人はもはやいないだろう。
もともと熊本を発祥とするこのお店、当初は香港で店舗展開をしていたが、いつしか中国大陸で一気に拡散。現在は600店以上のネットワークを広げている。なお、フランチャイズで出店していることもあり、日本人が店舗で働いているケースはほぼ皆無だ。また、香港経由で中国に広がったチェーン店としては、牛丼の吉野家がある。いずれも、本来の主力メニュー(ラーメンや牛丼)以外の料理も取り扱っており、ちょっとしたファミレスのような役割も持っている。
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上海浦東空港で食べた「味千ラーメン」

日本からのチェーン店も善戦

 一方、日本から直接出店したチェーン店で善戦しているのは、サイゼリアと居酒屋和民が挙げられる。現地の日本人からは「お味がかなり中国風にアレンジされている」という意見も聞くが、どちらも日本流のメニューが準備されているほか、店内のレイアウトも日本同様に作られており、日本人が立ち寄ったらきっと懐かしい感じを受けるに違いない。
 また、福岡から海外進出を進めているラーメン店「一風堂」も上海に登場。日本並みのプライスながら、行列ができるほどの評判店になっている。
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上海に出現した「一風堂」。店頭には客待ちの行列も

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もちろん味は本格的。費用対効果にも十分合う?

中国での日本料理

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