ホテル襲撃テロのチュニジア、英国が滞在者に退避勧告
2015年7月11日
30人もの自国民がテロの犠牲になった英国。政府はチュニジア滞在者に国外退避勧告を出しました。
依然、テロの兆しは消えず
英国の外務省はこのほど、リゾートホテルへの襲撃テロで38人が死亡した事件が起きたチュニジアについて、同国に滞在中の自国民に対し「テロが起こる可能性が高い」として国外退避勧告を出しました。先の襲撃では、犠牲になった38人のうち、30人が英国人でした。チュニジアでは3月、日本人も犠牲となった首都チュニスの博物館襲撃テロもあったことから、英外務省は「依然として、テロ組織の活動は続いている」と分析。ハモンド外相は「国民の安全を守るために退避勧告を出した」と説明しています。