ハワイで使う米ドルを最もお得に手に入れるには

ハワイは、アメリカ合衆国５０州のひとつで、通貨はアメリカドルが使われます。ワイキキのお店の中には、日本円でそのまま買い物ができる場所もありますが、バス賃やタクシー料金を支払う際や、チップを渡す時には現金が必要になりますから、準備しておくと何かと心強いでしょう。
ドルの入手はどこで行うのがお得か考えてみましょう。また、ハワイではクレジットカードが広範に使われています。

日本でドルを入手する

「ハワイに着いてからホテルに行くのに現金がないと不安」という人は必要に応じて、日本でドル紙幣を入手しておきましょう。日本の空港両替所で簡単に手に入ります。
ところで、日本の金融機関や両替所では外貨両替時の手数料を請求していませんが、実際には交換時のレートに手数料分が折り込まれています。中間値は「（売値＋買値）の半分」ですが、この中間値と売値、または買値との差が大きれば大きいほど、両替時に取られる手数料は大きくなるわけです。

ハワイで入手する

ハワイでのドルへの両替は手数料を考えると、次のような順序でお得度が高いようです（以下、レートが有利な順で）。
・ ワイキキにある公認両替店
・ 免税店「Ｔギャラリアハワイ」内の両替所
・ 市中の銀行
・ 空港内の両替商
・ ホテルのフロント
「Ｔギャラリアハワイ」周辺は多数の観光客が出入りする貯め、このエリアにはお得な両替商が集まっています。ハワイでは、両替商が交換レートを自由に決めて良いことになっていますから、どのお店が有利かよく見極めて下さい。「ドルの売値と買値の差が少ないお店」が良心的なところです。
また、日本発行のクレジットカードを使って、現地にある現金自動支払機（ＡＴＭ）から現金を引き出すこともできます。一般的にはＡＴＭでの引き出しの方が日本円からの両替よりも有利なレートでドル紙幣を入手できます。

クレジットカードの利用

ハワイではクレジットカードを使って買い物がいたるところでできます。ショッピングセンターやレストランなどでもほぼ利用できますし、スターバックスのようなコーヒーチェーンでの少額支払いでも、地元の人はカードで支払っています。しかし、小さなお店では現金での支払いを求められることがあります。
なお、ハワイではカード決済用の端末が広く使われています。ただし、暗証番号の打ち込みを要請されることもありますから、正しいものを記憶しておきましょう。また、サインレスで買い物できてしまうところも多いのでどこかで落としてしまうと他人に使われてしまう可能性も否めません。保管にはくれぐれも注意してください。なお、万が一の紛失時に備えて、カード会社の連絡先とカード番号はどこかに控えておきましょう。