レッズ・五郎丸、チームのロゴ入り新調スーツで領事館レセプションに登場＝＝Brisbane Calling (1)
2016年5月20日
５月21日開催のレッズvsサンウルブズ戦を前に、在ブリスベン日本総領事館公邸でレセプションが開かれました。本誌特約記者のレポートです！
在ブリスベン日本総領事館公邸にて５月20日、「ラグビーを通じた日豪交流レセプション」が開かれました。日本代表の五郎丸歩選手が所属している地元チームのレッズが初めて日本のチームであるサンウルブズと戦うとあって、それを記念しこのような会合が開催されました。両チームから選手が代表で数名ずつが呼ばれると事前に伝えられていたことから、会場には大勢の日本からの取材陣が集まっていました。
当日は１２時半にレッズ陣が先に到着。別室にて立食形式のバイキングを食べながら招待客と歓談。ちょっと遅れてやってきたサンウルブズの選手たちは、シンガポールを経てオーストラリアへと二週間の海外のホテル生活で日本食に飢えているとのことで、焼き鮭やから揚げ、寿司と言う日本食に大喜びだったとのこと。また、明日の試合前に何が食べたいかと聞かれた選手たちは「おにぎり！」と答えたとのことで、明日は市内にある日本食レストランにおにぎりの注文を入れているとサンウルブズの関係者の方がおっしゃっていました。（実はその方も、大喜びで食べていました。）
▲写真右端が五郎丸歩選手。レッズのロゴ入りスーツが新鮮です！
その後１時より、日本と豪州の国旗、天皇陛下と皇后陛下のお写真と金屏風が準備されたレセプションエリアに、イベントに緊張した面持ちのレッズの選手４名、主将ジェームス・スリッパー、ロブ・シモンズ、五郎丸歩、ツイ・ヘンドリックが、コーチ陣５人と新調したスーツ姿で入場。サンウルブスからは主将の堀江翔太、立川理道、エドワード・カーク、ティモシー・ボンドの4選手を含む16人が入場。領事、レッズジェネラルマネージャーのダニエル・ハーバート氏、サンウルブズ上野裕一氏の挨拶の後、レッズの五郎丸選手が領事に、ツイ選手が副領事にレッズの特製ジャージを進呈。また、レッズのメインスポンサーであるセント・ジョージ銀行が5,000豪ドルを日本の熊本地震に募金をすることもここで公にされました。
▲五郎丸選手から駐ブリスベン総領事にレッズの特製ジャージを進呈
両チームの集合写真を以って、代表による公式挨拶は終わり、その後、選手同士が和気藹々と歓談。満面の笑顔で話しをする姿は、立川選手と五郎丸選手の仲の良さが伝わってきました。
その後、屋外のテラスへ出て、堀江、立川、ツイ、五郎丸の４選手がオレンジジュースで乾杯後、歓談。その後、堀江、立川、五郎丸各選手の囲みのインタビューが行われました。立川、堀江選手に対しては、五郎丸との対戦についての質問が相次ぎましたが、立川選手は「あまり意識していない。仲の良いメンバーなので、ゴローさんの弱点もよく知っているし、特徴も知っている。そこを生かして明日は望みたい。世界トップレベルのリーグでゴローさんと戦う事は楽しみ」、堀江選手も「ジャパンで一緒にやって来た五郎さんとやるのは楽しみ」とそれぞれ語っていました。
堀江選手にはアウェイで試合の行われるサンコープ＝スタジアムでの練習が前日にできないことについて質問されるが、「まぁ、たまにある。海外のグラウンドはやわらかいけど、大丈夫でしょう」とのこと。この公邸でのイベント後、サンウルブズ陣はサンコープ＝スタジアムに行ったようなので、明日の試合と同じ位の時間に下見に行ったことになり、グラウンドの感触などはつかめるだろうと言っていました。立川選手へは、先週の試合で初めてキャプテンをやった感想が聞かれ「他の選手がサポートしてくれたのでうまくやれたと思う。ただ、まだまだまとめていかないといけない。一人一人が本気を出した時に、まとめるのが難しくなるから、その辺を勉強したい。」
五郎丸選手は、「ワールドカップが終わって、（自分もサンウルブズの選手も）お互い成長している部分が沢山ある。そういうところをグラウンドで表現出来るように頑張りたい。」、明日の対決は、今一番日本で注目される試合になっていると言われると「まずは、レッズが勝つために自分が出来ることをやりたい。」意気込みを聞かれ「立川選手に勝ちたいと思います！」と宣言し、笑いを取っていました。その後、二戦続けて先発についての自信のほどは？という質問に対し、「15番をつけて試合に出れるのは嬉しい。」と回答。前回、久々に８０分フル出場した事で感覚を取り戻したかと聞かれ「あまりそこまで深く考えていない」とのこと。「ホームらしい試合をして、ホームチームとしてのプライドを掛けて勝ちたい。」日本チーム相手に、全力を出して頑張るとの意気込みを話されていました。久々の日本のメディアに囲まれて緊張しているのか、立川選手や堀江選手と話している時とは大違いの少し硬い印象のインタビューでした。
試合は21日午後にブリスベンのサンコープ＝スタジアムで開催されます。そちらへも、ピッチサイドに入るカメラマンと共に出掛けます。報告をお楽しみに！（報告：藤巻ギャレット由紀・ブリスベン在住）
当日は１２時半にレッズ陣が先に到着。別室にて立食形式のバイキングを食べながら招待客と歓談。ちょっと遅れてやってきたサンウルブズの選手たちは、シンガポールを経てオーストラリアへと二週間の海外のホテル生活で日本食に飢えているとのことで、焼き鮭やから揚げ、寿司と言う日本食に大喜びだったとのこと。また、明日の試合前に何が食べたいかと聞かれた選手たちは「おにぎり！」と答えたとのことで、明日は市内にある日本食レストランにおにぎりの注文を入れているとサンウルブズの関係者の方がおっしゃっていました。（実はその方も、大喜びで食べていました。）
▲写真右端が五郎丸歩選手。レッズのロゴ入りスーツが新鮮です！
その後１時より、日本と豪州の国旗、天皇陛下と皇后陛下のお写真と金屏風が準備されたレセプションエリアに、イベントに緊張した面持ちのレッズの選手４名、主将ジェームス・スリッパー、ロブ・シモンズ、五郎丸歩、ツイ・ヘンドリックが、コーチ陣５人と新調したスーツ姿で入場。サンウルブスからは主将の堀江翔太、立川理道、エドワード・カーク、ティモシー・ボンドの4選手を含む16人が入場。領事、レッズジェネラルマネージャーのダニエル・ハーバート氏、サンウルブズ上野裕一氏の挨拶の後、レッズの五郎丸選手が領事に、ツイ選手が副領事にレッズの特製ジャージを進呈。また、レッズのメインスポンサーであるセント・ジョージ銀行が5,000豪ドルを日本の熊本地震に募金をすることもここで公にされました。
▲五郎丸選手から駐ブリスベン総領事にレッズの特製ジャージを進呈
両チームの集合写真を以って、代表による公式挨拶は終わり、その後、選手同士が和気藹々と歓談。満面の笑顔で話しをする姿は、立川選手と五郎丸選手の仲の良さが伝わってきました。
その後、屋外のテラスへ出て、堀江、立川、ツイ、五郎丸の４選手がオレンジジュースで乾杯後、歓談。その後、堀江、立川、五郎丸各選手の囲みのインタビューが行われました。立川、堀江選手に対しては、五郎丸との対戦についての質問が相次ぎましたが、立川選手は「あまり意識していない。仲の良いメンバーなので、ゴローさんの弱点もよく知っているし、特徴も知っている。そこを生かして明日は望みたい。世界トップレベルのリーグでゴローさんと戦う事は楽しみ」、堀江選手も「ジャパンで一緒にやって来た五郎さんとやるのは楽しみ」とそれぞれ語っていました。
堀江選手にはアウェイで試合の行われるサンコープ＝スタジアムでの練習が前日にできないことについて質問されるが、「まぁ、たまにある。海外のグラウンドはやわらかいけど、大丈夫でしょう」とのこと。この公邸でのイベント後、サンウルブズ陣はサンコープ＝スタジアムに行ったようなので、明日の試合と同じ位の時間に下見に行ったことになり、グラウンドの感触などはつかめるだろうと言っていました。立川選手へは、先週の試合で初めてキャプテンをやった感想が聞かれ「他の選手がサポートしてくれたのでうまくやれたと思う。ただ、まだまだまとめていかないといけない。一人一人が本気を出した時に、まとめるのが難しくなるから、その辺を勉強したい。」
五郎丸選手は、「ワールドカップが終わって、（自分もサンウルブズの選手も）お互い成長している部分が沢山ある。そういうところをグラウンドで表現出来るように頑張りたい。」、明日の対決は、今一番日本で注目される試合になっていると言われると「まずは、レッズが勝つために自分が出来ることをやりたい。」意気込みを聞かれ「立川選手に勝ちたいと思います！」と宣言し、笑いを取っていました。その後、二戦続けて先発についての自信のほどは？という質問に対し、「15番をつけて試合に出れるのは嬉しい。」と回答。前回、久々に８０分フル出場した事で感覚を取り戻したかと聞かれ「あまりそこまで深く考えていない」とのこと。「ホームらしい試合をして、ホームチームとしてのプライドを掛けて勝ちたい。」日本チーム相手に、全力を出して頑張るとの意気込みを話されていました。久々の日本のメディアに囲まれて緊張しているのか、立川選手や堀江選手と話している時とは大違いの少し硬い印象のインタビューでした。
試合は21日午後にブリスベンのサンコープ＝スタジアムで開催されます。そちらへも、ピッチサイドに入るカメラマンと共に出掛けます。報告をお楽しみに！（報告：藤巻ギャレット由紀・ブリスベン在住）
※この原稿は、７月に出版予定「ラグビーファンみんなの観戦記 2016年夏版」への素材として寄せられたものを、新鮮なうちに皆様に公開するものです。
