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フィンランド製の常温保存が可能な赤ちゃん用ミルク、現地から大量到着!


2016年4月22日

フィンランド製の常温保存が可能な赤ちゃん用ミルク、現地から大量到着!
フィンランド製の水のいらない液体ミルクが現地から到着、被災地に送られることになりました。
東日本大震災の際、役に立ったという声が上がっている、水やお湯がいらない箱入りの液体ミルク。これを生産しているフィンランドのメーカーが熊本・大分地震の被災地に向け無料提供し、現地に届けられることになりました。
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提供するのは、現地の乳業メーカー「ヴァリオ(Valio)」。
フィンランド在住のライター、ステンルース幸子さんによると、「今回は東日本大震災の時のと違う会社の銘柄が手配されている」とのことですが、ともあれ、被災地のママたちに大いに喜ばれることでしょう。現物は4月23日の午前にもフィンランド航空が成田空港まで運び、そのあとJALが熊本まで空輸するそうです。
被災地に送られるというヴァリオ社製トゥーッティ。パッケージが可愛い!見たところパッケージに付いてるプラスチックの口をひねって開閉するタイプのようです。
ステンルースさんは「液体ミルクはまず、アレルギーが無いお子さんに支給して、アレルギー持ちのお子さんのミルクはアレルギー用の国産品が無難」と提言。「うちの子ども達はアレルギー知らずでしたが、アレルギー持ちのお子さんを育てたフィンランド在住の日本人ママさんは、液体ミルクは与えなかったと聞いています」とコメント。人によっては「万人には向かない」と注意を呼びかけています。
今回の支援は、日本フィンランド友好議員連盟の呼びかけにより実現しました。これについてフィンランドの在住日本人の間では、 「今回はいろいろと早かったです。政治家同士が手を組むと早いですね」という声が聞かれるそうです。
そういえば、フィンランド航空は間もなく、九州・福岡からヘルシンキまでの直行便を就航します。地震で縮小しがちな海外旅行需要ですが、今回のミルク輸送で同社のイメージアップに一役買ったかもしれませんね。

熊本・大分地震関連 フィンランド航空

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