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外国に滞在中、現地携帯の回線を使用する


2016年4月18日

外国に滞在中、現地携帯の回線を使用する
諸外国では、プリペイドのsimカードが普及しており、短期滞在者でも比較的簡単に購入できます。

プリペイド携帯の実情

プリペイド契約は、収入が少ない若年層やあまり携帯電話にお金をかけたくない人、短期滞在でとりあえず連絡手段を確保したい人などに人気です。スターターキットに当たるsimカードが街のタバコ屋、新聞スタンドのような場所で売られています(実際には、simカード本体は無料でその場で適当額をチャージするとカードとともに渡されます)。
国によっては、端末とsimカードをブリスターパックに入れて販売しています。普通のスーパーでこういったパッケージが買えてしまったりもします。また日本と違い、プリペイドsimカードの購入では身分の確認で煩わしいこともありません。一部の国ではパスポートの提示を求められることがある程度です。

実際に現地で使用してみる

端末は、日本でsimフリーの機器をあらかじめ調達しておくと良いでしょう。
simカードを装填すれば、難しい設定をすることなく、所定の電波がつながれば電話として使用できるようになります。
キャリアによっては、simカードに書かれたコードの入力を要求されるので、間違いのないように入れましょう。その後パソコンでキャリアのホームページに行き、名前、メールアドレス、住所、パスポート番号などをスターターキットに記された電話番号とともに入力します。URLはもちろんキット内の書類に記載されています。
やがて登録完了のメールか接続完了のメッセージが届きます。これで晴れて端末を使うことができます。また、入会特典で数十分の無料通話サービスが付いてきたりしますので、忘れないうち案内に従ってチャージしておきましょう。
もしsimカードのチャージが無くなってしまったら、通信会社のウェブサイト経由でクレジットカードを使って追加するか、タバコ屋さんやコンビニなどでバウチャーを買って追加します。レジで残高追加をしたい旨を伝え、渡されるバウチャーの16けたのコードを端末に打ち込むだけです。打ち込み方はキャリアによってさまざまなので、ホームページの解説もしくはスターターキットの解説をよく読みましょう。
またスマホなどの端末をインターネットに接続するためにAPNなど接続先サーバーの情報を入力しないといけない場合もあります。そういった意味でも説明書はしっかり読みましょう。

日本で使っている端末を使用した場合

日本で契約している手持ちのスマホや携帯電話を使って外国で接続した場合、高額な国際ローミング料金が課せられます。
ただでさえ何かとお金がかかる海外出張や海外旅行。どうにかして日本から持って来た端末を使って、現地で安く通信デバイスとして使う方法はないでしょうか。
ひとつの案としては、海外での滞在中は常に機内モードにしておけば電話は受け取らずに済みます。ちなみに日本からの着信は1分180〜300円かかります。その上で、無料のWiFi回線か、日本から持ち込むレンタルのワイヤレスルーターを通じて、メールやネット電話、SNSなどに繋ぎましょう。そうすれば、極端に高価な通信料を払うことなく、欧州でのネットでのやり取りが可能となります。
【写真】ドバイ空港の携帯会社カウンターに並ぶ人たち

海外での携帯利用 SIMフリー携帯

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