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長距離フライトの機内で体調を崩さないために


2016年3月27日

長距離フライトの機内で体調を崩さないために
長距離フライトでの旅行中、急に体調が悪くなったらつらいものです。無事に目的地に行くためのアイデアを幾つか紹介します。
機上で何らかの体調不良を訴える乗客がいた場合、ドラマや映画などでは「お客様でお医者様はいらっしゃいますか?」と呼びかけるシーンを見ることがあります。しかし、実際にそういうことが起こることは稀で、飛行中に医師のヘルプが必要になるケースは100回乗って1度あるかないかではないでしょうか。まして、急病人が出てどこかの空港に緊急着陸するような体験は確率的に極めて低いといえます。
では、機内で体調を崩さないためにはどうしたら良いかを考えてみましょう。

機内では軽装で

見送りの人がいたり、現地到着後に仕事先の関係者が出迎えてくれたりといった理由で、「それなりの格好して出掛けないと恥ずかしい」という人もいるかもしれません。そういった時でも、機内ではよりくつろげる格好で過ごすことをお勧めします。
具体的には、スーツの上着は脱いで、トレーナーやカーディガンに着替える、男性ならネクタイを外す、といった対応を心がけましょう。靴を脱いで、厚めの靴下やスリッパに履き替えるのも有効です。ただし、機内は比較的冷えますから、はだしで過ごすのは禁物、「足がつる」原因にもなります。
機内で緩めの格好をすることで、いわゆるエコノミークラス症候群の予防もできます。この症状は同じ姿勢を取り続けることで発症するため、緊張した格好で過ごすとトラブルを起こす可能性が高まります。

寒かったら遠慮なく訴える

機内の温度は思ったより冷えます。特に北米行きや欧州行きは北極圏の緯度が高いところを飛ぶため、機外温度がマイナス50度以下に下がり、機内でもその影響を受けることがあります。
もし、暖房が十分に効いていないと感じたら遠慮なく訴えると良いでしょう。自分以外の人も同じように感じていることが多いほか、あるタイミングから急に咳をする乗客が増えたりもします。寒がりの人はあらかじめ毛布を余分にもらっておいてはどうでしょうか。(つづく)

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