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中国のタクシー、予想以上に便利で割安


2016年2月22日

中国のタクシー、予想以上に便利で割安
中国での都市を移動するのにタクシーがやはり便利です。
ただ、上海や北京では、日中にタクシーを捕まえるのは苦労するかもしれません。

比較的信用がおけるタクシー会社を利用する


基本料金は12.5〜15元。1キロにつき1.5〜2元が加算されます。ただし、10キロを超える距離を走るとキロ当たり3元といった割増料金を設定しているところ(例:上海)もあります。

 また、夜間から早朝(23時〜5時)は3割ほどの夜間割り増しがあります。また、日本のタクシーと同様に、停車中のお金もチャージされます。

交渉の時はホテルのドアマンや訪問先の社員などに手伝ってもらう

 一般的に、市内を移動するにはメーター表示価格で支払えば良いのですが、空港や郊外の街に行く時は交渉となることもあります。
こういった長距離利用の際は、ホテルや現地の出先などから出発することが多いと思います。
交渉の時はホテルのドアマンや、出先(訪問先)の社員などに手伝ってもらうようにしたいですね。

地元の人が交渉すれば、まずは言葉の問題が解決しますし、ふっかけられる心配もありません。

タクシー利用時の治安の問題についても頭に入れておきましょう

 地元の人々でもけっこう引っかかるのが「おつりに偽札が混ざっている」というやり口です。

 夜間に暗いところでお金をやり取りする際に、こっそりとおつりに偽札が混ぜられていることがあります。10元札を多めに用意しておいて、できるだけ「ちょうどの金額」で支払うようにしたいものです。
 
 また、過去には「夜間に運転手が外国人観光客を暗闇に連れて行き……」といったような強盗的な犯罪もありましたが、近年ではあまりそういう被害を聞かなくなりました。ともあれ、中国に限らず、夜間に見知らぬ土地で1人でタクシーに乗る、というシチュエーションはできれば避けてください。

いくつかの自衛策を考えてみましょう

 中国のあるホテルでは、ドアマンがナンバープレートの番号を書き取ってタクシーに乗り込む客にメモとして渡してくれました。「これは安全のために良い方法」と感じたことがあります。
 タクシーの車内には、かならずどこかに番号が掲示してあるので、とりあえずメモをしておくと良いでしょう。
 
 さらに「きびしく管理」する例では、日本人女性をタクシーに一人で乗せる際、同僚が運転手に行き先を伝えた上で携帯電話番号を聞き出すことがあります。運転手は「身元が第三者に知られている」となると、犯罪行為を起こすという気にはまずならないでしょう。
 
 また、どこの地方でも「比較的信用がおけるタクシー会社」が何社かあるようなので、そういったことを目安にして利用するのもよい方法です。

タクシー 中国

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