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中国の国内線航空券、買い方で値段が違う?


2016年2月17日

中国の国内線航空券、買い方で値段が違う?
中国を飛ぶ国内線の飛行機。切符の買い方によって値段が異なるそうです。
購入額が大きく異なるため、予約の時には注意しましょう。

発券の方法ごとにどんなことが起こるか確認してみよう


 国内線のチケットは買い方によって、購入額が大きく異なるため、予約の時には注意しましょう。 
最も安く手に入れるには、中国国内価格で販売されているチケットをネットで購入することになります。
 
 一方、中国国外で発券・購入しようとすると、かなり割高になるようです。

発券の方法ごとにどんなことが起こるか見てみましょう。

【中国国内価格で買う】

 中国国内価格で販売されている国内線チケットは、中国のオンライン旅行会社もしくは、各航空会社の「中国国内顧客用」サイトの何れかで購入できる。
このチケットは、外国人による購入・使用も認められている。

 払い戻しや変更は一切できない、という制約があるが、低価格で買えるのが魅力だ。1ヶ月以上前に購入すると割引率も大きい。

 日本語での購入を前提として考えると、最も便利なサイトは「Ctrip」の日本語版(http://jp.ctrip.com)だろう。
検索時に便名ごとの最も安価な席が日本円で表示される。日本発行のクレジットカードで決済すると、Eチケットが発券されメールで送られてくる。

 一方、中国の3大メジャー航空会社の本社サイト(英語、中国語)経由で、中国国内価格のチケットの購入が可能だ。

URLは以下の通り。価格やスケジュールの確認などに利用すると良いだろう。
http://www.airchina.com.cn/en/
http://en.ceair.com
http://www.csair.com/en/

【日本往復のチケットと同時発券する】

 中国行きの国際線チケットを買う際に、まとめて中国国内区間をオーダーすることができる。
区間によっては、共同運航便扱いになっていたり、日本発の「通し運賃」があったりするなどの理由で、比較的リーズナブルな運賃が算出される場合がある。
また、中国系航空会社が日本の顧客向けにキャンペーンなどで国内線区間を特別運賃でオファーしているようだ。

 しかし一般的には、中国往復分のチケット代と国内線分の正規運賃が合算されることが多い。ともあれ、行程やスケジュールを旅行代理店に提案して見積もってもらおう。
出張費の支出の都合で、日本の代理店ですべてを発券せねばならない場合は、価格の行程にかかわらずこの方法を取るしかない。

【日本など国外で別発券する】

 マイレージの特典航空券やLCCなどの利用で、中国国内線のチケットを別発券する必要がある場合、日本など中国国外にある発券個所で購入すると正規運賃でしか買えない。

前述のようにネット経由の「中国国内価格」での購入をお勧めする。

Ctrip 中国国内線

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