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中国の宿泊機関のレベルとサービス


2016年2月9日

中国の宿泊機関のレベルとサービス
中国にあるホテルの施設水準はどのくらいでしょうか。
都市ごとに大きく差があるようですよ。

「必要最低限の体裁が整った施設」のホテルを選ぶには…


 中国にあるホテルのレベルは、日本にもないような超高級物件がある一方、途上国の地方都市には極端に質素な施設しかなかったりと、大きくばらつきがあります。
 国際的なネットワークを持つホテル予約サイトで取れるような物件であれば「必要最低限の体裁が整った施設」と考えれば良いでしょう。
 別の目安としては、欧米系のチェーンホテルの物件をチェックする方法もあります。
 代表的なチェーンとして、インターコンチネンタル、スターウッド、アコー、マリオット、ヒルトン(順不同)などがあり、いずれも自社基準に沿って、施設レベルや規模によりクラスごとに分かれたホテルブランドを展開しています。

 日本発着便がある国際空港を擁するような街には、一定の水準のホテルがあると考えてよいでしょう。一方、地方に行くと質素な施設しかないといったように、立地によって設備水準に大きな差があります。

エコノミーからデラックスまで予算と立地に応じて選べる


 中国の場合、外国人を泊める宿泊施設を「渉外賓館」といった名で総称し、諸外国と同じように、5つ星を最高とするホテルクラスの格付けを行って来ました。星がたとえ1つであっても、一定の審査を得た宿泊機関をまとめて「星級賓館」と呼ぶこともあります。
 
 中国の主要都市には外資系のホテルがいくつもあり、しかもエコノミーな施設(3つ星)から、デラックスな施設(5つ星)までさまざまなバラエティーがあるので、予算と立地に応じて選ぶことができます。
 中国資本のビジネスホテルは複数のチェーンがあり、外国語が通じにくいこととバスルームにシャワーしかない(バスタブがない)、レストランの施設がややおざなりなこと、などを除き、普通に「寝るだけ」なら大きな問題はありません。

地方都市に行くと、条件はとても悪くなる


 たまたまそこが観光都市でリゾートっぽい高級な施設があればそこを選ぶことが可能ですし、外資系のホテルがあれば選択を考慮できます。
しかし、実際には規模が小さい地元資本のホテルしかない街がほとんどです。

チェーンホテル 中国

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