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ケータイに依存し過ぎの中国社会


2016年2月2日

ケータイに依存し過ぎの中国社会
中国では携帯電話を持っているのが当たり前。言葉がわからない日本人旅行者も現地携帯は必携です!

言葉の分からない人こそ、携帯を持とう!

「中国語ができないから電話など要らない」と突っぱねる日本人ビジネスマンの声を聞きます。ところが実際に行動してみると、携帯がないと困る場面が結構あります。むしろ「中国語が分からない人は携帯を持参すべき」だと思います。
たとえば、タクシーに乗った時、中国では乗客に対し運転手が「道がよくわからないから、説明してほしい」と言うことがよくあります。そんな時は自社の通訳なり、目的地の関係者なりに携帯を使って電話で尋ねればたちまち解決します。これは、中国の人々もよく使っている方法で、初めて行く場所を尋ねる時は頻繁に相手に電話するのも平気なようです。

公衆無料Wi-Fi接続には、携帯が必須?

そのほか、携帯があると助かるケースとしては、レストランやカフェでの無料Wi-Fi接続の時です。無料で接続サービスは使えるものの、最初の登録画面で携帯の番号を送信しなければならないのです(必ず、中国内の携帯であることが求められる)。携帯の番号を送ると数秒以内に携帯端末ショートメッセージでパスワードが送信されて来ます。中国内のほとんどの無料Wi-Fiがこのシステムで認証を得るようになっています。つまり、携帯電話がないとせっかく無料Wi-Fiが使える場所でも利用できないことになります。

ケータイに依存し過ぎの中国社会では「ケータイ不所持の人は存在しない」と全ての人がそう思っています。したがって、秘書や通訳など付き添いのスタッフを確保している人はともかく、中国で1人で行動する予定がある人は、ぜひ現地の携帯電話を用意しておきましょう。

携帯電話 中国

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