プレミア肉を召し上がれ

人気店を手掛けたダニーロ・ニコレッテイ氏がグルメの期待を裏切らない

　従来のクラシックなステーキハウスと異なり、世界中のプレミア肉を現代の嗜好に合わせた軽やかな手法で仕上げ、おしゃれな店作りでサービスする「Beefbar」は、モナコ・モンテカルロでオープンして10年、昨年10月ついに香港に上陸した。
「1/8 Otto e Mezzo Bombana」など人気店を手掛けたダニーロ・ニコレッテイ氏が中心となって展開するとあり、グルメの期待を裏切らない。

エグゼクティブシェフのアンドレア・スパゴーニ氏は、イタリアを皮切りにロンドンなどで活躍。手前の料理は「Monte-Carlo tuna & sea bass tartare with blood orange」


中はしっとりとロゼ色に焼かれた「American Prime "Black Angus" Beef - 200g Filet」

ダイレクターのダニーロ・ニコレッティ氏。香港イタリアンを牽引している

気軽に試せるランチも５種のセットを用意

　セントラルの金融街の躍動感にあふれる立地にふさわしい、レザーマットを敷いたマーブルのテーブルのスタイリッシュな空間には、オーストラリア産の和牛や正真正銘の神戸牛など、上質な肉メニューをそろえる。
　本店モンテカルロと同じスパイスでマリネした肉を、チャーグリルで味わうもので、風味豊かにジューシーな肉質が楽しめる。
　気軽に試したいランチには、５種のセットを用意(250ドル〜)。ディナーにはニコレッテイ氏の選ぶワインと、種類豊富なアペタイザー「Beef Bars」をゆっくりと楽しみたい。　（文・鈴木理絵／写真提供・同店）