世界ガイド

Rich FreemanさんのArticle


2016年1月15日

共同通信へ記事を配信し、日本人以外で日本のラグビーを最も長く・深く見てきているであろうRich Freemanさん。
 世界のNewsに身を置く人ならではの、当たり前の評価が記されています。

ファンを大きく増やす絶好のチャンスなのに…


日本からSuper Rugbyの参戦が決まったのは、2014年11月。ワールドカップのほぼ1年前。

 これまでにも、Richさんは、日本協会が2016年の国内シーズンのスケジュール調整さえやってきていなかった事に関しても、この1年、協会は何をしていたんだ?とFacebookでも、はっきりと書いています。

 今回、このサンウルブスの件に関して更に記述が進んでいます。

【記事の要約】
南ア・ライオンズとの日本での開幕戦まで7週間。先日、コーチ・選手の発表はあったものの。。。

・サンウルブスの選手は、W-cupの戦士から、たったの10名、、、(W-cupベスト4のアルゼンチンは、代表30名の3分の2以上、つまり20名以上がはジャガーズと契約)

・コーチングスタッフは、ハメット監督しか決まっていない。(2か月切っているのに、2か月弱。)

・いまだ、チームマネージャ、通訳、分析担当者含め、リクルート中。(1年以上前の参戦発表にも関わらず)

・練習場も無い。東芝・サントリー・キャノンのグランド借りる方向。(これが、ジャパンを強くするためのチームのPlatformか?)

・アジアに大きくラグビーを広げる、サンウルブスのファンを大きく増やす絶好のチャンスなのに、その視点があまりに欠けている。Richさんは、マレーシア生まれでジュビロで活躍するクリシュナン選手など、絶好のPlayerだとSuggestしています。しかし、この案は、全く無かったようです。(徳増さんもアジアラグビー協会のヘッドになったばかりですよね、、、)

残念なマネジメント…


 最後はこのように締めくくっています。

「このような、グランドの外でのアマチュアな仕事のやり方、そして、その結果、Super Rugbyでの試合の結果も出なければ、究極のプロのやり方に導かれたW-cupでの結果、そして、そこから生まれたラグビーバブルを、はじけさせ得るだろう。

 昨年8月、一人のオーストラリア人がサンウルブスの仕事を降りた事が、アラームだったはずだ。残念ながら、いまだに、そのことが理解されてないようだ」

Richさんの記事は、やはり、日本人以外が主な読者です。

みなさん、どう感じますか。

 エディーの退任による組織の白紙化であったり、サンウルブス組織内部では、全てをかけて頑張っている人々がいる事も感じるが故に、その残念なマネジメントに、残念さを超えて、憤りを覚えます。
そして、こういったアラームが出てくるのが、外からの目線であるということも、残念です。

 みんジャパは、ラグビーを好きになる人に増えてほしいので、基本的に、ネガティブな事は書かない事にしていますが、今は、失敗してはいけない時だと感じます。

まだ、遅くない、ですよね。。。(みんジャパ反町)

アジアラグビー協会 サンウルブス

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