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香港のスワイヤ、歴史資料館をオープン


2015年12月16日

香港のスワイヤ、歴史資料館をオープン
キャセイ航空の親会社でもある香港スワイヤ・グループが中国進出150周年を前に、香港島に歴史資料館をオープンしました。
 

香港の習俗を知る上で貴重な資料がそろう

 香港各紙によると、場所は香港島の太古地区にある工業ビル内。
 同社に11年に新設された太古集団香港歴史服務部が総力を結集、4000平方フィートの館内に香港、台湾、中国本土、シンガポールから写真2万点、映像500点のほか様々な品が集められた。
最も古いものは1895年の太古輪船の積載品帳簿だが、ほかにも1915年に太古出版が発行したカレンダーや太古車糖の砂糖を入れた布袋など、同時の香港の習俗を知る上で貴重な資料がそろう。

 また、香港で問題となるのが防災対策だが、館内は常に室温は18度、湿度は50%に保たれており、壁は4時間の火災にも耐えうる耐火構造を採用、フィルム保管用に専用の冷蔵庫も完備しているという。
同館は一般にも開放されており閲覧も可能だが、Eメール(archiveservice@jsshk.com)での予約申し込みが必須となる。

歴史資料館 スワイヤ・グループ クォーリーベイ

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