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バクー市内からちょっと足をのばして、拝火教寺院へ【アゼルバイジャンを行く/6】


2015年10月20日

バクー市内からちょっと足をのばして、拝火教寺院へ【アゼルバイジャンを行く/6】
バクー郊外に、拝火教寺院があります。ローカルバスに乗って、プチトリップしてみました。
バクー中心部からバスで約30分ほどの郊外に、拝火教寺院(アテシュギャーフ/Atəşgah)があります。ローカルバスに乗って、ふらっとプチトリップしてみましょう。

行き方は、地下鉄Koroğlu駅を地上にでると、郊外や市内行きのバスがたくさん停まっていますので、そこで184番バス(Suraxanı行き)を探しましょう。バスは無秩序に停まっていますので、誰かに聞いたほうが手っ取り早いです。

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▲184番バス。古いタイプのバスなのでICカードは使えない

バスは15分おきくらいに発車しています。運賃は0.2マナトで、降車時に運転手に渡します。お釣りがない場合があるので、小銭を用意しておいたほうがいいでしょう。

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▲184番バスの内部。乗り心地は悪くない

終点で降りて、すぐ近くにある線路を越えたら、それらしき立派な門構えが見えてきます。バスを最後に降りたら、運転手さんが行き方を丁寧に教えてくれました。
ちなみに帰りも同じ場所から頻繁にバスが出ています。

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寺院の中央で燃えている炎。2015年バクー開催の欧州五輪の聖火として使われた

拝火教(ゾロアスター教)とは、予言者ゾロアスターにより、西北イラン(現在のアゼルバイジャン)で生まれたといわれ、偶像はなく、火を崇拝することから「拝火教」と呼ばれています。

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僧坊の内部ではこのような展示物があり、アゼルバイジャンや拝火教の歴史を知ることができる

この拝火教寺院は18世紀、インドのゾロアスター教徒によって建てられました。寺院の中央やその広場で炎が燃えており、周りには雰囲気のある石造りの僧坊が取り囲んでいます。

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▲寺院の中でスタッフに飼われているネコたち

むかし、この寺院があるあたりでも地表から天然ガスが吹き出ていて、火が燃えていたそうです。そして、この地を聖地として崇めるようになりました。

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▲寺院のすぐ隣りにあるSuraxanı駅。列車が来る気配はない

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