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イングランドでラグビーに挑戦する若き日本のラガーマン


2015年9月9日

イングランドでラグビーに挑戦する若き日本のラガーマン
在英の日本人ラグビーチーム『ロンドンジャパニーズ」さんが、イングランドのラグビー制度と、それに挑戦する若き日本のラガーマンについて紹介します。

イングランドのラグビー界

 本場イングランドのラグビー界は、一番上のリーグからPremiership、Championship、National1, National2, National3,……とリーグ分けされており、計12階級存在します。所属するリーグで上位に入れば上のリーグへ昇格することができます。
 上2つは完全プロ、National 1は完全セミプロ、National2とNational3は資金のあるチームはセミプロというような形になっています。

大学チームもリーグに所属

 イングランドのラグビー制度で面白いところは、Loughborough UniversityとHartpury Collegeという2つの大学の1軍はこれらのクラブリーグに所属しているというところです。両校とも2,3年前にとうとうNational1まで昇格してきました。
 この2つの大学では、2軍が大学リーグに所属していますが、それでも大学リーグで優勝することもあるほどこの2つの大学の強さは突出しています。Loughborough University出身の選手によると、入部のトライアウトの倍率は7-10倍ほどだそうです。

下位チームもトップレベルと提携

 National1, National2のチームはpremiershipやChampionshipのチームと提携しているところが多く、毎年若手の選手がローンプレーヤーとしてやってきます。
 ロンドンジャパニーズでもプレーしながらイングランドのセミプロレベルのラグビーに挑戦し続ける、萩尾選手(24:通称ハギス)が所属していたNational1のRichmondでは、PremiershipのHarlequinsと提携しており、毎年2、3名程一緒にプレーしていました。またRichmondには、PremiershipやChampionshipをセミリタイアした選手も在籍しています。
 下の写真は萩尾選手が昨年度後半から移籍した、National2のBarnes RFCの先週のプレシーズンマッチの写真です。背番号20で途中出場でしたが、持ち前の素早いボール捌きとテンポの速いゲームコントロールで、このレベルでは桁外れの小柄でありながらも、十分な存在感を発揮していました。

 因みに萩尾選手は、福岡県の筑紫高校卒業後、ロンドンの大学で学士、修士留学をしながら、ロンドン近郊でレベルの高いクラブチームを自分で探し出し、単身で飛び込んで行ったという、見た目に相反してガッツ溢れるラガーマンです。萩尾選手の後に続き、イングランドのセミプロレベルに挑戦したい若者がいれば、是非ご連絡を。「みんジャパ」メンバーでイングランドのラグビー界に張り巡らせたネットワークを駆使し、全力でサポートさせて頂ければ光栄です。
みんなのジャパンウェイ(ロンドンジャパニーズのFBページ)
https://www.facebook.com/minragu

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