外輪船で行く「レマン湖」の旅はいかが？

三日月型の湖の西端にあるジュネーブ

湖から吹き上がる大噴水（ジェッドー）で有名な街、ジュネーブ。
レマン湖の船旅はこの街からスタートします。
船着き場は、ジェッドーのすぐ横、時間によっては140メートルの高さにまで噴き上がる噴水を眺めながらの出航です。

船は大噴水の真横を通って行きます！

レマン湖は日本の琵琶湖よりやや小さいくらいの淡水湖、ヨーロッパでは２番目に大きな湖です。
船は1873年からこの湖で運行しています。
外輪船は日本ではあまりなじみのない船ですが、ヨーロッパではよく使われています。スクリューの代わりに大きな水車が船の両側に付いていて、それを回して前進する仕組みになっています。
船内では、壁の一部がガラスになっていて、巨大な水車が水しぶきを上げながら激しく回る様子が見られるようになっています。

船からはモンブランも望めます。

船上で自由に歩き回れるのが魅力

船のゆったりとしたスピードと歩き回れる船内が、観光バスで観光地を巡る旅とはひと味違った趣ですよね。
お天気のいい日の船は最高に気持ちがいいです。キラキラ光る湖と湖岸の緑が美しいですよ。
デッキで優雅にひなたぼっこをしていると、遠くに雪山が見えてきます。スイスならではの景色ですね。

船は湖畔の街に立ち寄りながら進んで行きます。

船は上層が１等、下層が２等になっています。
ひなたぼっこしながら雪山を眺められる１等がやはりお勧め、生涯忘れられない経験になること間違いありません。
船内のレストランでは本格的なコース料理も楽しめます。レマン湖で捕れる名物の淡水魚は、ぜひ味わってみたいですね。

船上で食べる料理とは思えないお見事さ！

年配の方にも最適なプラン

スイスには行ってみたいけど、「山登りやハイキングはちょっと無理かしら」という年配の人にもこの船旅、本当におすすめです。
美しいスイスの景色を心ゆくまで堪能することができますよ。

これがクラシカルな外輪船。湖なのでほとんど揺れません。