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「6時間で香港を巡ろう!」乗り継ぎついでに観光のススメ


2015年7月18日

「6時間で香港を巡ろう!」乗り継ぎついでに観光のススメ
日本からどこかの都市に行く時、乗り継ぎついでにその街を観光してはいかがですか? 今回は香港の「速攻観光」についてご紹介しましょう。

実行に向けた条件

乗り継ぎ時間は最低でも6時間は取りましょう。4時間未満しかないのに街に出るのは危険です。
・搭乗券と荷物は最終目的地まで行ける形にあらかじめ準備を。それができない場合は、到着後速やかに乗り継ぎ便の搭乗手続きをしてから次の行動に移りましょう。
・チケットの規定上、乗り継ぎには宿泊を伴っても構いませんが、「次便との間」が24時間を超えるとチケットの値段が上がります。

6時間あればできること

・空港特急・エアポートエクスプレス(機場快線)で香港の中心地に行きましょう。香港島の金融街の中心にある「香港駅」までは35分です。飛行機を降りて、パスポートチェックを受けて、電車に乗り込むまではだいたい40〜50分です。
・空港から2階建てバスで香港島を目指すと片道1時間くらい。天気が良ければ、大自然溢れる香港郊外の風景が車窓から楽しめます。
・香港グルメとショッピングは空港内の出発エリアで存分に楽しめます。ですから、街歩きにある程度目処がついたら、早めに空港に戻る手もありますね。
・巡れそうな場所は、「香港島の金融街・セントラル(中環)」からスタートし、「二階建てトラムで上環か湾仔の下町」へ。その後「地下鉄で九龍の繁華街・尖沙咀」に行ってから、「スターフェリーでヴィクトリア湾を渡り、香港駅に戻る」といったところでしょうか。
・空港から香港島へのバスはまず上環に着くので、そこから「下町散策〜金融街〜スターフェリー乗船」と進み、九龍半島の観光が終わったらバスか電車で空港に戻るルートも取れます。
・九龍半島の西側エリアに、エアポートエクスプレスの九龍駅があります。
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香港島のセントラル付近。ぜひ二階建てトラムに乗ってみよう!
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香港島金融街の高層ビル群
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空港内のレストランモールでは、香港グルメが存分に楽しめる

食事について

 アジアを代表する「食の都」である香港ですから、B級グルメから高級海鮮料理、ファストフードからデラックスな西洋料理など、ありとあらゆるジャンルとレベルの食事が楽しめます。前述のように、空港の出発エリアにはレストランモールがあり、香港を代表するたいていのメニューが揃っています。
 ここで紹介する「6時間コース」の途中で地元っぽいものを食べるとしたら、香港のソウルフード「雲呑麺」がおすすめ。セントラル〜上環間のトラムの線路より山側は、香港でも最も古い下町が広がるエリアの1つ。この付近に小さな麺屋さんや老舗の点心舗が点在しています。
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これぞ香港名物「雲呑麺」(Photo by cmwyan/openrice.com)
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夜景を楽しめるバーでドリンクを楽しむ時間が残るといいですね!

用意すべき切符

 エアポートエクスプレスの当日往復券を買って、バスや地下鉄、スターフェリーの乗車時は現金で払うのが最もお得でしょう。
 香港には、SuicaやICOCAのような非接触式ICカード「オクトパスカード(Octopus、八達通)」があり、エアポートエクスプレスをはじめ、地下鉄、バス、スターフェリーの乗車、さらにコンビニでの支払いなどにも使えます。1日だけ使って返納すると、手数料が10香港ドル(約170円)かかります。
Airport Express Train
写真:エアポートエクスプレス(Photo by Baycrest/Wikimedia Commons)

空港に戻るタイミング

・空港へは遅くとも出発便40分前に戻りましょう。
・香港島のセントラル、九龍半島の尖沙咀からタクシーを飛ばして空港までは約1時間、費用は約350〜400香港ドルです。
・出国手続きやセキュリティチェックに要する時間がけっこうかかるので、少しでも早めに戻る努力をしてください。
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香港国際空港の出発ロビー。内部はとても広いので時間には余裕を持って!

注意すべきこと

 市内でお酒や調味料など液体物を買っても、機内に持ち込めません。ご注意を。
【編集部おすすめの雲呑麺のお店】
■沾仔記 Tsim Chai Kee Noodle
98 Wellington Street, Central

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