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「6時間で上海を巡ろう!」乗り継ぎついでに観光のススメ


2015年7月16日

「6時間で上海を巡ろう!」乗り継ぎついでに観光のススメ
日本からどこかの都市に行く時、乗り継ぎのついでにその街を観光してはいかがですか?  今回は上海の「速攻観光」についてご紹介しましょう。

実行に向けた条件

・乗り継ぎ時間は最低でも6時間は取りましょう。4時間未満しかないのに街に出るのは危険です。
・搭乗券と荷物は最終目的地まで行ける形にあらかじめ準備を。それができない場合は、到着後速やかに乗り継ぎ便の搭乗手続きをしてから次の行動に移りましょう。
・乗り継ぎ時間が長くなり、宿泊を伴っても構いませんが、「次便との間」が24時間を超えるとチケットの値段が上がります。

乗り継ぎ時間が6時間でできること

・地下鉄で上海の中心地に行きましょう。地下鉄2号線の南京東路駅までは80分です。
飛行機を降りて、パスポートチェックを受けて、電車に乗り込むまではだいたい40分かかります。
・空港から世界唯一の「リニア」で地下鉄2号線の途中駅・龍陽路まで行くこともできます。体験がてら乗ってみてはいかがでしょうか?クルマで40分ほどの距離を8分間、最高時速430kmで走ります。
・巡れそうな場所は、「黄浦江のバンド(外灘)」「繁華街・南京東路の散策」、さらに黄浦江を地下鉄か「観光隧道」と呼ばれる無人電車で高層ビルが立ち並ぶ「浦東地区」といったところです。
・「浦東地区」の高層ビルエリアには、地下鉄2号線の陸家嘴駅があります。
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「浦東地区」の高層ビル群
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「南京東路」の歩行者天国

食事はやはり本格中華で

 できれば「本場の中華」が楽しめるレストランに立ち寄ってみたいもの。
南京東路を西方向に300mほど歩いた右側(浙江中路との交差点)に、老舗の点心店「沈大成 Shen Da Cheng」があります。上海名物の小龍包(シャオロンパオ)をはじめ、各種麺類、さらには店先には串焼きもののテイクアウトカウンターもあり、「行きさえすれば、何か食べるものが手に入る」お店です。
なお、2階にはレストランもあり、ゆっくりと食事が楽しめます。注文から食べて会計が終わるまで、最低1時間はかかると見込んで下さい。金額は60〜80元(1200〜1600円)くらいです。

用意すべき切符

 地下鉄で南京東路駅との間を単純往復するなら片道券2枚のほうが安いですが、浦東地区に渡ったりするなら1日乗車券が良いでしょう。
また、リニアの往復券プラス地下鉄の1日乗車券が組み合わさったものもあります。
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世界唯一、営業運転中のリニアモーターカー「磁浮」

空港に戻るタイミング

 南京東路駅から浦東空港までは地下鉄で1時間強かかりますから、遅くとも乗る便の出発2時間前には地下鉄に乗りましょう。このエリアからタクシーを飛ばして空港までは約1時間です。出国手続きやセキュリティチェックに要する時間がけっこうかかるので、少しでも早めに戻る努力をしてください。

注意すべきこと

市内で紹興酒や黒酢など液体物を買っても、機内に持ち込めません。ご注意を。どちらも名産で日本で買うと高いですけどね。
乗り継ぎ時に空港の移動が伴う方へ
上海には、国際線メインの浦東国際空港のほか、国内線メインの虹橋空港があります。双方の間は地下鉄2号線で結ばれていますが、片道2時間かかります。直通のバスが走っているので、そちらを利用したほうが早そうです。

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