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ロンドン東部・ショーディッチのストリートアート


2015年11月27日

ロンドン東部・ショーディッチのストリートアート
芸術色が濃くてお洒落な人たちが集まる街、ロンドン東部のショーディッチ地区を紹介します!
世界中のどこに行っても、大都市には必ず、芸術色が濃く、お洒落な人たちが集まる、独特な雰囲気を持ったアートな地区というものがあります。

ここロンドンで、そんな独特な雰囲気を持った地区に、ショーディッチ(Shoreditch) というエリアがあります。流行の先端を走るデザイナー達が開くファッション系のお店、クールなバー、雰囲気の良いレストラン、などが集まるショーディッチ。東京で言えば、代官山と渋谷と原宿を足して3で割った、と言ったところでしょうか

このショーディッチで今回ご紹介する見どころは、グラフィティ(Graffiti)と呼ばれる「壁の落書き」。アートの世界には言葉の定義に色々な議論もありますが、グラフィティを「壁の落書き」どころか立派な「ストリートアート」と見る層も多く、ここショーディッチでは、アーティストが集まる地区ならではの完成度の高いグラフィティを至るところに見つけることができます。

グラフィティと言えば、イギリスのブリストルという街の出身で、この分野での巨匠とも言うべきバンクシー(Banksy)というアーティストがおり、彼の作品には世間を皮肉に風刺したものや、政治的なメッセージを込めたものなどがありますが、基本的なルールとしては「人を不快にさせるようなもの」、「特定の人種、宗教、信条などを批判的に描いたもの」などは禁止されています。禁止項目を破るとどうなるかと言うと、該当地域を管轄する役所などがグラフィティを消し、場合によっては描いた人は逮捕され、刑罰に処されることになります。

ちなみに、このグラフィティと呼ばれる、スプレーなどを使って壁に絵を描く、更には何かしらのメッセージを込めた「アート」を描くという人々は、諸説はあるようですが1960年代にアメリカのフィラデルフィアで登場し、そこからニューヨークを経由し、イギリス(主にロンドン)へは1980年代頃に波及してきたそうです。今では、ロンドンはドイツのベルリンと並び欧州で最も多くグラフィティが描かれている都市で、ショーディッチはその中でも「グラフィティのメッカ」と呼ぶに相応しいほど、多種多様なグラフィティを目にすることができます。

興味のある方は地図を見ながらの「グラフィティ散策」、或いはガイド付きのツアーに参加し、欧州最先端の身近なストリートアートを体験して見ませんか?

Shoreditch kingsland road bridge 1
ショーディッチ地区グラフィティガイド
http://hackneypost.co.uk/2014/03/21/interactive-shoreditch-street-art-tour/

ショーディッチグラフィティ散策ツアー
http://www.shoreditchstreetarttours.co.uk/
(注:全て英語。ツアーは3時間で一人15ポンド。グループ割引あり)
表題写真:"Shoreditch church" by Iridescenti - Own work. Licensed under CC BY-SA 3.0 via Commons

ロンドン東部

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